file.3 巣鴨みずのの「塩大福」

いちにちいちあんこ
ここ数日、いつにもましてあんこものが我が家に集まってきて交通渋滞を起こしています。
どれも生もの、一刻の猶予もありません!
苦悩の末、ついに今日のお昼ご飯は、お米を食べることをあきらめ、お味噌汁と、あんこもの達、というラインナップでいただきました。

そして今日のご飯代わりになった「本日のいちあんこ」は、こちら!
みずの、塩大福武藤家は全員あんこが大好きです。
そのため、それぞれが行った場所であんこものを見つけては買って帰るもんですから、あんこものが重複してしまうんですね。
この塩大福は、母がデパートで出店してるのをおお!?と思って買ってきたもの。
塩大福の元祖みずのの塩大福です。さすが、母のセンスに間違いなし!
5個入りちょっと楕円形で華奢な感じに見えますが、実際には、かなり大きい大福です。
あんこは粒あん。少し白みがかったあんです。
塩味が強いあん由来がきをみますと、この塩大福、昭和30年代にみずのの店主が、考案したものだそうです。なので「元祖」。ご主人の故郷でよく食べられていた塩味の大福もち「塩あんびん」をベースに考えたものだそうですよ。

今ではいろんなところで造られてますけど、さすが元祖だけあって、こちらの大福は確かに「塩」大福でした。甘味はほのかで、かなりしっかりと塩を感じます。
図らずとも、お昼ごはんにぴったりです!

アサリとねぎのお味噌汁と一緒にたっぷりいただきました。はああ、おなかいっぱいです。

みずの
http://www.shiodaifuku.co.jp/mizuno.htm

 

file.4 秩父、松村甘味食堂のお萩と黄味しぐれ

いちにちいちあんこ

今日は、シンガポール在住の友人Jちゃんが帰郷していたので、Jちゃん家族と、もう一人の友人Cちゃん家族とピクニックに行ってきました。

場所は秩父の羊山公園というところ。羊山公園は、埼玉県西北部にある、秩父市の春の名所。特に春は一面に咲く芝桜で有名です。今日はまだ3分から5分咲という感じで、それよりも桜の花が満開でとってもきれいでした!
しょっぱい系
そこで秩父出身のJが用意してくれていたのが、松村甘味食堂のお稲荷さん、おにぎり、おこわ、赤飯、などなど。めちゃくちゃ美味しい!! もう一人の友人Cちゃんが用意してくれた、これまた秩父名物味噌ポテトも一緒に。 この味噌ポテト、ジャガイモのテンプラに味噌田楽のみそをかけたような感じのもの。甘しょっぱい素朴で何とも後を引く食べ物です。

本当に気候もいいし、子どもたちも面白い&可愛くて、あっという間に夕方になってしまいました。本当にたくさん用意してくれてたので、食べきれなかったあんこものをお土産に頂いて夜の食事でいただきました。
それがこの、本日のいちあんこ(正確には二あんこか…)!
黄味しぐれとおはぎ
黄味しぐれは、黄味アンとこしあん、おはぎは柔らかく炊いたつぶあんがたっぷり! どちらも、丁寧に真面目に作られていてホッとするお味です。なんていうか、お料理上手な田舎のおばあちゃんがいつも作ってくれてるおはぎ、ってかんじ。なごみます。

夢中で食いついてしまったからですが、半分に割った写真を撮っておくのを忘れてしまいました^^;。それぐらい、腹ペコな私のとっては魅力的なお姿だったのです…。

あああ、おいしゅうごうざいました。今日も幸せな気持ちでぐっすり寝られそうです。
Jちゃん、Cちゃん、ありがとう!!!

松村甘味食堂 http://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11014485/

file.2 加賀屋の季節限定じょうよ饅頭「ことほぎ」

いちにちいちあんこ

さて、本日のいちあんこは頂きもののお饅頭です。金沢の名旅館「加賀屋」のオリジナル和菓子、「ことほぎ」。母のお友達のお土産。

加賀、といえば美味しいものの宝庫。特に和菓子もお茶文化の発達したところですから名店がたくさんありますし、全体的に何食べてもうまい!状態だと思います。
そんなお土地柄ですから、こちらの「ことほぎ」もお土産物ながら、きっちり上品に美味しい。

「地の食材を生かして」というコンセプト。皮には加賀丸芋を使い、薄紫の色は山川紫というお芋の天然の色合いだそうです。いわゆるじょうよ饅頭ってやつですね。

ことほぎ

そして、やっぱり金箔!
金箔あると加賀って感じしますよねえ。おされですねえ。

ことほぎのあんこそしてあんこは、こしあん。
ねっとり&ずっしり。でも甘さは抑え目で上品。小さいんですけど、かなり食べ応えがあります。

ちょっと濃い目に玉露を入れていただいてもいいし、風味がしっかりしてるので、意外とカフェオレでもいける!

そういえば、遠い昔、私がとある出版社で営業部にいた時、北陸全域~金沢・富山は担当地区でした。私が泊まるのは加賀屋なんて絶対無理でしたけど、小さなビジネスホテルの一室で、加賀の国の和菓子をいただくのが至福の時間でした。

しかも北陸本線の売店には絶対「あんころもち」(250~350円)のパックが売ってましてですね。新潟から富山に行く間にひとパック。富山から金沢に行く間にもひとパック。金沢から岐阜に行く間にもひとパック…と順調に平らげ…。
つらい出張の唯一といっていい楽しいひと時でございました。

出張で行って以来、北陸が大好きになり、その後も何度か一人でぶらぶらしてますが、北陸、っていうか日本海側のあんことごはんと魚ははずれなしです!人もやさしいしな~。
また北陸の旅に行きたいです…。

加賀屋グループ
http://kagaya.yado-log.com/e13312.html