file.84 むさし梅月の「きみまろん」

いちにちいちあんこ東京東部に住んでいる兄ファミリーが年末年始に遊びに来てくれました。

オモシロもの好きの兄夫妻が、お土産に買ってきてくれたのが、本日のあんこもの「きみまろん」。

わかりますね?
駄洒落ですよw!?
綾小路きみまろさんが命名したそうなんですよね。

東久留米にある「むさし梅月」さんというお店の名物で、きみまろさんは東久留米に住んでいたらしく、そのご縁で名付け親になったらしいですよ。
anko201501120-1ちょっとふざけてるんじゃない?と思ってしまう命名ですけど、見た感じ、上品な感じですよね。
封を開けてみると、かなり本格的な「和菓子」で驚いちゃいました。

写真撮るの忘れちゃったんですが、外見は黄味しぐれみたいな黄味あんでくるまれてまして…

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割ってみるとこんな感じ!

黄味あんの下にはこしあん、そして、大きな栗一粒。
この組み合わせ、嫌いな人いないでしょ~!!

いただいてみると、しっかりと甘く風味がくっきりとしている黄味あんとこしあん。丁寧に作られてるなあ。

品のある美味しい和菓子です。
お抹茶に合うなあ。

よく考えたらきみまろんという名前も、駄洒落ですけど、「黄味あん+マロン」って意味ですもんね。すっごいストレートで正しい名前です。
HPを拝見すると、材料にもこだわって丁寧に手づくりされてるようです。こういうお店のあんこなら、安心して食べられますね!

そして何より、美味しゅうございました♪

むさし梅月
http://www1a.biglobe.ne.jp/baigetu/index.html

file.83 銀座 松濤の「松濤まんじゅう」「松濤もなか」

いちにちいちあんこ

今年初めてのいちにちいちあんこは、昨年のあんこから。

思い切りいいわけなんですが、年末は本当にボロボロスケジュールで、振り返ってみましたら、12月は一度もいちあんこアップできてませんでした。

でも皆様、ご安心ください。

ワタクシ、確実にいちあんこはこなしております。単純にアップできないだけですからね。そんなわけで、12月、思い出のあんこ、という趣で今日はお送りしたいと思います。

しかし、奇しくもおめでたい名前のあんこになってます。なんか嬉しい。

年末、久しぶりに、大学時代の先輩方にお会いしましたら、美味しいあんこものをいただいちゃいました。さすがわが先輩、Mさん!

実は名前を失念してしまってなかなかわからなかったんですが、渋谷のヒカリエで買ったの、というコメントを頼りに調べてみましたら、銀座松濤さんの「松濤まんじゅう」と「松濤もなか」だということが判明!

この「銀座 松濤」さんという、何やらゴージャスな地名が二つくっついたようなお名前のお店は、源吉兆庵さんの新ブランドみたいですね。

なるほど、だから源吉兆庵さんの紙袋に入ってたのかあ。

anko20141130-3まずはこちら!「松濤まんじゅう」です。
見るからにもっちりしっとりとした生地。中央には手亡豆の甘納豆が乗ってます。すごく小ぶりでかわいらしい様子。

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中はこんな感じです。とにかくしっとりもっちりな黒糖の生地に、上品なこしあんが入っています。生地の黒糖とこしあんが相まって、まるで黒糖あんのような気さえするお味。
生地は蒸しパンみたい。先輩のお話しでは、その場で蒸しあげてるとのことでしたので、なるほどという感じ。そしてこのもっちり感は、米粉が入ってるかな?

へんな言い方かもしれません、生地がしっとりしているので「つるっと」滑り込んでしまう感じ。気が付いたら三つ食べちゃってた、みたいなスムーズさで危険。

そして、もひとつ、こちら。
anko20141130-5「松濤もなか」です!

可愛い形!
いかにもおめでたい形でいいですね。
松濤と言えば、渋谷区の高級住宅街・松濤を連想しますが、そもそもの意味は「松に吹く風の音を波の音にたとえて言う語」(日本国語大辞典)なんだそうです。
風流ですねえ。
anko20141130-2さてそしてこちらはしっとりとした粒あんです。かなりしっかりと甘い。白みつかかってるようなつやっと感。小さいですが、かなりの存在感。濃いお茶に合いそうですね。

いやあ、おいしうございました。

お値段もかなりリーズナブルみたいですので、普段使いにもいいですね!今度ヒカリエにいったら、自分でも買ってみます。

Mさん、ありがとうございました~!

「銀座 松濤」
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13140326/

「日本古武道演武大会」、2015年2月8日東京開催!

毎年行われている、「日本古武道演武大会」。
関東(日本武道館)、関西と交互に行われます。
神楽坂に住んでいたころには日本武道館まで歩いてすぐだったので、何度か足を運びましたが、ここ数年タイミング外してしまってご無沙汰してしまっています。

実は。
今では見る影もありませんが、10代までは剣道少女だったのです…^^;
自分でやらなくなってからは、古武術の演武会を観に行ったりする程度。見るだけ愛好家になってしまいました。

もともと、歴史小説や時代小説好きということもありますが、尊敬する師匠が、剣道だけでなく、甲源一刀流も稽古されており、何度かその演武を見てあまりにかっこよかった…という経験が、古武術への憧れのオリジンになってるのですね。

それにしても古武術(古武道)は面白いです!

剣道は、明治以降に学校教育などに取り入れるために、収斂されていったものですから、潔く正々堂々と…、という感じが好まれますし、そう教わります。

でも、古武術はとにかく生き抜くために、というおおもとがありますから、古ければ古いほど、え?っていうような手があります。そこが面白いんですよね。

そして、この演武会は、一つの流派が5分くらい位ずつ、次から次へと登場して演武を見せてくれるんですが、これがまたたまらない!

時代小説、剣豪小説好きにはたまらない流派が目白押し!

根岸流手裏剣術って、こんな感じなんだ~!
あ、本当に『蹄(ひづめ)』っぽいの使ってる!
(剣客商売ファンにはたまらないですよね^^)

香取神道流ってこうなんだ~!
おおお、富田勢源の富田流、小太刀かああ。

北辰一刀流、天然理心流だ~!幕末~!

……と、おトイレに行く間もないほど次から次へと、本の中で読んだような流派の皆さんが登場してきます。

そんなわけで、今年は絶対観に行きますよ~!

少しでも興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。入場料たったの500円で古武道を一気に見られるんです!絶対お得ですよ~~!

古武道演武大会@日本武道館
2015年2月8日開催
http://www.nipponbudokan.or.jp/shinkoujigyou/gyouji_06.html