file.2 加賀屋の季節限定じょうよ饅頭「ことほぎ」

いちにちいちあんこ

さて、本日のいちあんこは頂きもののお饅頭です。金沢の名旅館「加賀屋」のオリジナル和菓子、「ことほぎ」。母のお友達のお土産。

加賀、といえば美味しいものの宝庫。特に和菓子もお茶文化の発達したところですから名店がたくさんありますし、全体的に何食べてもうまい!状態だと思います。
そんなお土地柄ですから、こちらの「ことほぎ」もお土産物ながら、きっちり上品に美味しい。

「地の食材を生かして」というコンセプト。皮には加賀丸芋を使い、薄紫の色は山川紫というお芋の天然の色合いだそうです。いわゆるじょうよ饅頭ってやつですね。

ことほぎ

そして、やっぱり金箔!
金箔あると加賀って感じしますよねえ。おされですねえ。

ことほぎのあんこそしてあんこは、こしあん。
ねっとり&ずっしり。でも甘さは抑え目で上品。小さいんですけど、かなり食べ応えがあります。

ちょっと濃い目に玉露を入れていただいてもいいし、風味がしっかりしてるので、意外とカフェオレでもいける!

そういえば、遠い昔、私がとある出版社で営業部にいた時、北陸全域~金沢・富山は担当地区でした。私が泊まるのは加賀屋なんて絶対無理でしたけど、小さなビジネスホテルの一室で、加賀の国の和菓子をいただくのが至福の時間でした。

しかも北陸本線の売店には絶対「あんころもち」(250~350円)のパックが売ってましてですね。新潟から富山に行く間にひとパック。富山から金沢に行く間にもひとパック。金沢から岐阜に行く間にもひとパック…と順調に平らげ…。
つらい出張の唯一といっていい楽しいひと時でございました。

出張で行って以来、北陸が大好きになり、その後も何度か一人でぶらぶらしてますが、北陸、っていうか日本海側のあんことごはんと魚ははずれなしです!人もやさしいしな~。
また北陸の旅に行きたいです…。

加賀屋グループ
http://kagaya.yado-log.com/e13312.html

 

 

file1.上野みはしの小倉あんみつ

いちにちいちあんこ
「いちにちいちあんこ」栄えある一回目は、大好きな上野みはしの小倉あんみつ!
上野みはしは、なんといってもこしあんが、めちゃくちゃ美味しい!! とにかく、とろけるような口どけ。絶妙な甘み。小豆の上品な風味。特別な味付けとかではなく、とにかくこれぞ王道な美味しいあんこです。
みはしのこしあん

私はこのあんこを食べるたびに、思わず目をつぶってしまいます。「ふわあ」って心の中で叫びながらいただいてます。声に出さないで静かに味わうのは、ちょっと大人になったからなのです。

昨日いただいたのは、「小倉あんみつ」550円。小倉あんみつには小倉のアイスが乗ってます。この小倉アイスはアイスクリームというよりはシャーベットという感じ。あっさり系。
小倉あんみつ

上野みはしは上野に本店がありますが、結構支店も出してます。この写真は上野アトレでの写真ですが、私はよく池袋東武のみはしに立ち寄ります。お持ち帰りもありますので、ぜひ試してみてください!

上野みはし
https://www.mihashi.co.jp/top.shtml

「いちにちいちあんこ」始めます。

いちにちいちあんこ
「好きなものは何ですか?」と聞かれると、「あんこ!」と答え続けて、はや30年。そのことわかりやすく表すために、私をそれ「一日一アンコ、ですよ」と表現するようになりました。

誇張ではなく、ほぼ事実です。アジアから遠く離れてしまったときや、体調の悪いときはともかく、「あんこ」はいつも私の傍らにありました。まさに、私の人生は数々のあんこたちに彩られているのです。

それにしても、「ワインはいつも私の傍らにあった」とか、「私の人生は数々の男たちに彩られている」とかいうとなんかかっこいいですけど、あんこにした途端牧歌的な表現になってしまうもんですね。なるほど…。
自分で書いておいてなんですけど、あんこ、というのは何か人に警戒心を与えないというか、そんな感じの存在・言葉だなあ、と改めて思います。

決定的に誰かを攻撃しないし。
食べても、脂分が入ってない分、それほど太らないし。
こんなに草食系テイストにあふれた言葉もなかなかないですよね。平和っていうか。
いやあ、本当に素晴らしい!あんこ!
ゆであずき(デンキヤホール)

*写真は浅草の喫茶店「デンキヤホール」の名物「ゆであずき」。ものすごく美味しいです!

そんなこんなで、そんなにほぼ毎日あんこを食べてるんですから、それを皆さんにご紹介してもいいんじゃないかと思いまして、新サブカテゴリをオープンすることにしました。

ほぼ毎日更新!いちにちいちあんこ。

どうぞよろしくお願いします!