file.46 平野屋の「甘納豆」

いちにちいちあんこ

土曜日は、H山先生にお供して、落語を観に行ってきました。

演芸作家でもある先生に、解説していただきながら拝見できる、というだけで十分にご褒美なのですが、先生は、こんな素敵なお土産をご用意くださっておりました。

甘納豆

「いや、いくちゃんの好きなあんこじゃないけど、甘納豆。ほら、それにこの店、本所だしさ…」

いえいえいえ、甘納豆も、私の中では勝手にあんこカウントでございます!!
っていうか、大好物でございますぅ~!

それにしましても、なんと言うお気づかいでしょうか(涙)。

先生のお作『本所おけら長屋』の舞台は、その名の通り「本所」です。今私もお手伝いさせていただいてるので、そんな風におっしゃられたわけですが、まさに、江戸っ子の心意気ですよお。このさりげないお気遣い…。ううう…。本当に何よりそのお心が嬉しいです。

早速帰宅してから、家族でいただきました。
甘納豆

みてください!!

この美しい甘納豆たちを!!

うぐいす豆、おたふく豆、白インゲン豆です。豆本来の色がこれほど美しく残っている甘納豆、なかなかないですよ。美しい黄緑色、濃い紫、そしてベージュ。

そしてもちろん、味もカンペキ!

昔ながらのパッケージですし、周りについている糖分の感じから、けっこうオールドスタイルの甘目な味付けかと思ったら、むしろ甘さよりも、風味が際立つかんじです。いや、甘さもちゃんとあるんですけど、豆の風味がちゃんと立ち上がってる、というほうがいいかも…

そして、外側は糖分でカラッとしてますが、中はびっくりするくらいふわっと柔らかで、しっとりしてるんですよ!!
お多福豆例えばこのおたふく豆。

写真だと分かりにくいかもしれませんが、中面ものすごくしっとりとしていて、ほわっとしてます。周りについている糖分から、甘そう、と思われるかもしれませんが、甘い!って思わないんです。絶妙なバランス!

いやあ、なんかもう、甘納豆の認識変わっちゃいました。

H山先生、本当にありがとうございました!

平野屋
http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13105193/

我らが畠山健二先生、雑誌クォータリーノートに登場!

大好きな時代小説で、私もお手伝いさせていただいている『本所おけら長屋』の著者、畠山先生が、盟友・百田尚樹先生との対談で、雑誌クォータリー・ノートに登場!

クォータリー・ノート 季刊雑誌クォータリーノートの今回の特集は「走る…その先に見えるもの」と題して、「40歳」不惑をむかえたすごい人たちもたくさん登場します。
1973年生まれ。そうです。ワタクシもまさにドンピシャ!不惑です。思いっきり迷っておりますけど!

そんなわけで、雑誌全体も私的にはドンピシャで、とても楽しかったのですが、なんといってもこの「特別対談」が目玉ですよ~!
クォータリー・ノート
お二人は、20代のころからの友人同士。常々、お二人の間の「約束」のお話や創作をする時の、百田先生から畠山先生への激励については、畠山先生から断片的に伺っておりましたが、この対談でそのお話がとてもよくわかりました。
お二人のお話を伺っていると、お互いを大切に思い、「行動」する姿に胸が熱くなりますし、また走り続ける大変さ、覚悟の大切さを改めて感じます。

そして、雑誌全体の走り続ける「40歳」の皆さんのお話から、この雑誌を読む40歳な自分、逃げ場なしです。みんなすごいなあ、へえええ!…なんて言い続けている私は、やはり凡人なのです。

file.45 澤田屋の「栗きんとん」

いちにちいちあんこ

行動派の両親が、一泊で何やら長野のほうに紅葉を観に行ってきたそうです。よろしいですなあ。紅葉は、埼玉のこの辺りでもかなりきれいなんですけどね。自然にあふれたところに住んでいても、紅葉狩りはまた別腹ということでしょうか。

さて、その紅葉狩りのお土産がこちら!
栗きんとん「木曾伝承の栗きんとん」とあります。ということは両親は木曾のほうにいってきたのかな?(あいまい)

木曾の栗きんとんといえば、……そういえばよくこの時期になると新宿小田急に期間限定のお店が出てて、私も何回か買ってたなあ。結構お値段もそこそこするんですよね。

考えたら「栗きんとんはあんこものなのか」、という疑問がふと脳裏をよぎりましたが、まああんこカウントで、いいでしょう!ね!?
栗きんとん中津川の栗きんとんって本当に有名で、中津川の和菓子屋さん何店かで作ってますよね。このお土産の澤屋さんというのは多分初めていただきます。
栗きんとんおお、そうそう、こんなかんじですよ!
ちょっと写真、ピンとずれてますね。すみません^^;。とにかくこの「栗きんとん」は、「そのまま和栗」って味。和栗は海外の栗よりも少しあっさりしてすっきりした後味ですが、こちらはまさにそれ。

栗きんとん中を割っても、全部、栗!
これ、栗好きにはたまらないですよね~~!

私も栗大好きなので、大事に大事にいただきました。美味しゅうございました♪

澤田屋
http://www.sawadaya.com/