file.109 文明堂カフェの「焼きたて三笠パンケーキ」

いちにちいちあんこ

用事があり、久しぶりに日本橋へ。
思ったより用事が早く終わり、次の打ち合わせまで少々時間ができて小腹もすいたので、「これは、あれを試すには最適なタイミングではないの?!」とふと思いつき、文明堂カフェへ。

文明堂と言えば、カステラですよね!?
そして、もう一つの名物が「三笠山」という名前のどら焼きです。

かねてから、ぜひとも食べてみたい「あれ」とは、こちら~!

20151105-2

三笠山の生地をパンケーキに見立てた「焼きたて三笠パンケーキ」です!!
焼きたてのどら焼きの生地をパンケーキとしていただくなんて、ねえ。ぜったいおいしいでしょう!それ!
20151105-2抹茶アイスに、あんこ、生クリーム、そしてフルーツ。
間違いない組み合わせです。

20151105-3

まず生地の断面。
思ったより薄めに焼いてくれてますね。
まず何もつけずにいただいてみますと……

あ…。
みりんと醤油の風味が遠くにプウン。
確かにどら焼きの皮だあ!
20151105-6あんこはと申しますと、粒あんです。
少し香ばしいような濃いめのコクを感じる、まさにどら焼きに入ってる粒あんですよ!

これと、パンケーキを合わせて食べてみますと…。
あ、意外にも「三笠山」にはならない!!
温かい香ばしい薄めの生地と、あんこはとてもよくマッチしますけど、これまた別物です。美味しい♪

20151105-7

あんこ、抹茶アイス、生クリーム三種を一気に載せてみましたよ!
これまた間違いない美味しさです。想像通りのマッチング。

一緒にいただいたカフェラテもとても美味しかったですし、お店のスタッフの皆さんもとても感じがよく居心地の良いカフェでした。

ランチメニューも豊富で、かなりリーズナブルなので、甘いものをいただかない方にもおすすめのお店です!
今度はランチも食べにこよっと…

文明堂カフェ
http://www.bunmeido.co.jp/nihonbashi-honten/

file.108 小池菓子舗の「あわまんじゅう」

いちにちいちあんこ

会津滞在最後の日、友人が車を出してくれる、というありがたい申し出をいただいて、ものすごく効率よくお寺さんを巡ることができちゃいました。
ありがとう!!Tさん!!

予定通りバスと徒歩で巡ったら、頑張っても三つのお寺さんにしか行けなかったはず。しかし、友人の車のおかげで、柳津(やないづ)にある「圓蔵寺(えんぞうじ)」まで足をのばすことができました!こちらも「ブツタビ」でレポート中ですが、徳一さん開基とされるお寺さんです。詳しくはまたブツタビのほうでもご報告したいと思います。

20151102-1

(圓蔵寺さんからの柳津眺望。只見川の緩やかな流れが美し~)

さてさて、あんこです!

ガイドブックなど見ていて、気になっていたけど、たぶん今回はいけないなあ、と思っていた圓蔵寺門前にある「小池菓子舗」さんにも立ち寄りましたよ!
20151102-2いいかんじです~~~!
店頭から、名物の「あわまんじゅう」を作っているところがよく見えます。もう、間違いなく美味しいということがわかりますっ!!

柳津は「あわまんじゅう」が名物だそうで、こちら以外でもあわまんじゅうやさんが軒を連ねていました。小池菓子舗さんのHPによりますと…
「今からおよそ170年前、日本三大虚空蔵尊の一つ福満虚空蔵尊のその界わいが大火災にあって、当時の喝巌和尚が2度と災難に「アワ」ないようにとの饅頭をつくり信者一般に御護符として配ったものが以来、柳津の名物となったと言われています。」(HPより引用)

「災難にあわないように」ですって。語呂合わせが楽しいですね。

20151102-2栗まんじゅうも茶まんじゅうも美味しそうでしたが、ここはあえて「あわまんじゅう」のみをセレクト!

20151102-3

ひゃ~!黄色がかわい~!!
20151102-4触ってみるとホワホワなのがわかります。
お餅とは違って、もっとやわやわ~っとしてて、瑞々しいのです。

20151102-5包みをとってみますと、わかりますか??
粟の粒粒が見えます!

20151102-6割ってみますと、こんなかんじですよ!モチ米と粟を混ぜて蒸し上げるんだそうですが、そのバランスが絶妙です!
かみつくとモチーっとしますがスルッと切れて、水分を多く含んで切るので、口の中でツルンと滑って、おなかのほうへといなくなってしまうような感じ。

そこに、これまた瑞々しい、こしあんがスルンと絡みます。

これは、美味しい~!!!!!(あえて太字!)

何個でも食べられちゃいますよ~~!!!
あんこ好きな武藤家、思わず絶句です。美味しすぎます!

こんなにシンプルで美味しいのは、まず素材がいいということ、さらに作り手の腕がいいということだよねえ~!!と興奮して声がでかくなるいい大人三人(笑)。

これはお取り寄せしたいね!おうおう!と盛り上がりました♪
ちなみに二日でさっと完食。
ちょっと個数買いすぎたかな、と思ったのは、武藤家的には杞憂でしたw。

小池菓子舗
http://koike-manjyu.com/index.html

file.107 鳴海屋の「あんこ玉」

いちにちいちあんこ

「あんこが好きなら、会津駄菓子も試してごらん」

お蕎麦屋さんで、嬉しそうに「おまんじゅうの天ぷら」にかぶりつく私を見て、N先生がそうおっしゃってにっこり。

私は、不勉強で存じ上げませんでしたが、会津では「会津駄菓子」と呼ばれるほど、昔ながらの駄菓子がジャンルとして成立してるんですね。「あんこ玉」「きなこねじり」「ゆべし」といった懐かしい伝統お菓子のことをいうみたいです。

先生の講演会が行われるのは喜多方市。

少し待ち時間ができたので、喜多方の町を散策していて見つけたのが、鳴海屋さんという駄菓子屋さんです。こちらの創業は寛永元年(江戸時代)だそう。最初は染物屋さんで、駄菓子を作り出したのは明治に入ってからとのことで、蔵の町ならではの、歴史を感じさせる雰囲気のいいお店です。

お店の方に試食を勧められていただいてみると、わああ、美味しい!!

早速、あんこ玉を三種類購入しました!

20151029-1

左から、桜味、抹茶味、あずきあんこです。

20151029-2

丸い形が可愛かったので、お皿も水玉のにしてみましたよ。ちなみにこのお皿は沖縄の壺屋焼きです。

20151029-3
手前に白いのが載ってますが、これは、どの味の包みにも必ず2・3個入ってるんです。白あ
んのあんこ玉。なんともお洒落な取り合わせです!

20151029-4割ってみますとこんな感じ!
どのあんこも、とても美味しいです。

甘さ控えめで、非常に上品。それもそのはず、水あめで練り上げて造ってるんだそうで、糖衣コーティングの甘味とちょうど合うくらいの、さっぱりとした甘みに仕上げているんだそうです。

そして、フレイバーも、絶妙です。

抹茶はちゃんとほろ苦さがあり、香りがしっかりとしていますし、
桜味は、写真にも桜葉の塩漬けが小さくその姿を見せてますけど、ほどよい塩気と桜の風味がしっかりと効いています。……うううむ、これは美味しい!!!

もちろんスタンダードな小豆あんと白あんも、とても美味しいです。豆の味がしっかりとして、しかもあっさりとしてますので、何個でも食べられちゃいます。
あんこ苦手な人でもいけるんじゃないかな。ちなみに、甘いものは苦手+お酒派の、N編集長も「あ、これなら食べられる、美味しい」と試食されてました。

日持ちもしますので、お土産にももってこいですね!

ちなみに帰り道、郡山から新幹線に乗ったのですが、お土産コーナーでこちら見かけました。もし気になった方は、郡山にお立ち寄りの際にはチェックしてみてくださいね♪

鳴海屋
http://www.i-kitakata.jp/?p=11338