file.25 五十鈴の「華車」

いちにちいちあんこ 私は現在埼玉県民ですが、サラリーマン時代は10年ほど神楽坂に住んでおりました。

一人暮らしを始めてから、初めて入居したマンションにずっと住み続けたんですよね。
狭くて小さな部屋でしたが、芸者新道沿いの静かな環境と、奇跡的な日当たりのよさ、大家さんは親切、そして何より神楽坂という町の住みやすさが心地よく、離れられなくなってしまったのでした。

そんな神楽坂生活の中で、よく、大切な人へのおみやげ品として、また自分へのご褒美として利用していたのが『五十鈴』さんです。

ちょっとだけお値段は上目。材料にこだわる昔ながらの和菓子屋さんです。でも、京都などとは違った、あくまでも江戸・東京らしい和菓子屋さんって感じ。 こちらは、看板商品が「甘露甘納豆」で、これまたおいしいのですが、私がよく買っていたのはこちら…
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「華車」です。なんだか風流なお名前でしょう??御所車をイメージして命名されてるとのことですが、こちらは最中なんですけども、
華車このように、三つに分かれておりまして、
華車栗あん、ゆずあん、小倉あんの三種類のあんこを一気に楽しむことができてしまうのです!
これは、あんこ好きにとってはたまらなないようですよ!
しかも、写真だと分かりにくいかもしれませんが、かなり大きいのです。このひとかけらで小さな最中一個分くらいのボリュームがあります。
華車こちらは、ゆずあん。ゆずの風味がちゃんとしてきます。あんこはよく練れている感じでねっとりとしてますね。栗あんもそう。小豆餡が一番あっさりしてるかも?

五十鈴さんのHPを拝見しますと、「甘さ控えめ」と書かれてますが、私的にはかなりしっかりとした甘さを感じます。この、味がしっかり強めなところも何となく江戸っぽいなあ、なんて私はいつも思うのですが…
#とはいえ、今は夏なので、ちょっと甘くしたりしてる可能性もあるかも…

これ一個で283円なので、一瞬、お高い?と思いますが、ほぼ3個分のインパクトがありますので、納得のお値段です。私はこれを、ちょびちょび三回に分けていただきました。

いやあ、満足です!

五十鈴
http://isuzu-wagashi.co.jp/

 

file.24 梅林堂の「汐水ようかん」

いちにちいちあんこ

7月初めに比べたらだいぶましな暑さですね。7月半ばくらいにこのくらいの暑さというのは例年通りなのかなと思いますけども…

さて、そんな暑いときには??

……そうですよねえ。水ようかんですよねえ!

そんなわけで、いただきものの水ようかんを朝冷蔵庫に入れて冷やしておきましたので、そろそろいただきましょうか。
汐水ようかん熊谷を中心に店舗展開している「梅林堂」の「汐水ようかん」です。梅林堂といえば、子どものころから馴染み深い和・洋菓子屋さん。もとは和菓子屋さんだったんだろうと思いますが、ケーキやクッキー、また和洋折衷なオリジナルお菓子など販売しているお店です。

そんな懐かしのお店ではありますが、この「汐水ようかん」は今回初めていただきますよお。
汐水ようかん少し白みがかったあんは、原材料名を見ると白インゲン豆も入ってるみたい。小豆100パーセントのこしあんよりもちょっと軽い感じ。そこにちょっと塩味が効いてまして、甘味が際立って感じられます。

口どけはゼリーのようで軽いんですが、後味はかなりずっしり来ます。ちょっと濃い目に入れた熱い緑茶が合いますね。

そして、改めて、健康になってきてよかった!と喜びをかみしめました。あんこものはカンペキ復活宣言、と言っていいでしょう。

いや~、今日も美味しゅうございました!

梅林堂
http://www.bairindo.co.jp/

file.23 時屋の「どらやき」

いちにちいちあんこ
今日は新宿西口にて秘密のMTG。いろいろ面白いことが始まりそうで、これからがとっても楽しみ!

ウキウキしながら、新宿を歩いていて…。

あ、そうだ、新宿西口といえば……、「久しぶりに例のあれを買おう」とちょっと足を延ばしました。どら焼き時屋さんのどらやき!!!

そうつまりこれは…
日本出身の世界的有名人、いえ、有名ロボットのあのひと縁のどらやきなのです。

そうです!このひとです!
ドラえもん                     ボ~ク~ド~ラ~え~も~ん~~~~

(20年以上ぶりに書いてみたら思ったよりうまくかけた)

有名な話なので、ご存知の方も多いかと思いますが、ドラえもんのなどら焼きは、「時屋のどらやき」なんだそうですよ。

もはや都市伝説と化してますが、西新宿にスタジオがあったので、作者の藤子不二雄さんはよくこちらのどらやきを召し上がっていたそうで。真偽はともかく藤子先生が愛してやまないどらやきだったことは間違いないそうです。
どらやきこちらは、「小」180円。ほかに、中、大、特大サイズがあります。一般的な大きさはこの「小」ですね。これ一個でもう十分おなかがふくれますよ。
どらやきどうです!?この角度!!
私にとって、「ドラえもんのどらやき」といえば、このアングルですよ!!
どらやき
あんこはもちろん粒あんです。

お味のほうは、もう、本当に昔懐かし、「王道のどらやき」と申しましょうか。ふっくらとずっしり重い生地、しっかりとした甘さのあんこ…。

誰が食べても、ああこれがどらやきだよね、とうなずくに違いないお味です。

ちなみに時屋さんは甘味どころなので、イートインもできますよ!イートインだと生クリーム入りのどらやきも楽しむことができます。そちらも、正しく美味しいです。ど直球!

場所は、新宿西口の小田急ハルク一階(小田急の方に伺ったところ、正確にいうと、小田急ハルクのお隣ですが並びなので同じ建物内に見えます、とのこと)。
あのあたりは、地下を移動することが多いので、意外とご存じない方もいるかと思いますが、ぜひ一度足を運んでみてください。ちょっと懐かしい感じの甘味どころです。

時屋
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13006696/