久しぶりの長期休暇をいただき、大好きな沖縄にいってきました!
数年前までは年に2、3回通っていたのですが、フリーになってからはあまり休みが取れず、今回はなんと2年半のブランク。なんと…
久しぶりの那覇は、すごく変化していました。
そう。「すごく」です。
再開発の波はとどまるところを知らず…
そんな気がして、なんとなくいつも以上に沖縄感覚にチューニングしづらいような…
私はいつも来沖したら一番初めに波の上宮にお詣りし、ご挨拶することにしているのですが、なんと言いましょうか、そこでもまだチューニングしきれない…
ということで。
千日へ、ゴー!
千日は「ぜんざい」と言えば、まず最初に名前が上がるような、観光客にも有名な甘味と軽食のお店です。休日は行列ができたりするそうですよ。
「ぜんざい」と言うと、小豆のあったかいあんこの中にお餅が入っているものを想像するかもしれませんが、沖縄の「ぜんざい」はまたひと味もふた味も違います。
かき氷じゃないですよ、ぜんざいですよ!
下の方を見てください、
この下の部分が主役です
最初は大変ですが、よいしょよいしょと掘り起こしますと、出てきました~!あんこ部分!
あんこ、というのもちょっと違かな。いや、しかしあんこと言いたい。
この明るい茶色ですが、そうなんです。小豆のあんこではありません!
金時豆のあんこなのですね~!
アズキと違って、金時豆のほうが軽やかな味わいかもしれません。少しねっとりとしたテクスチャ-と、上品な甘さがなんとも言えず美味しい。
千日では、この美味しいぜんざいを300円でいただけます。
変わりゆく沖縄の中でも、この味は変わらない…。
私は、この一杯をいただいて、ホッと一息つけました。ようやくいつものようにチューニング出来た気がしたのです。
素朴で必要なものだけがあるような店内、ふんわりと優しいおかみさんの笑顔と、丁寧に炊かれた金時豆のかおり、そして味。
この、素朴で優しい風景が「古き良き沖縄」となってしまうのも、残念ながらそう遠くないかもしれません。それほど、沖縄の変化は加速度的に進行していると感じました。
いつまでもこの優しい美味しい味が残ってほしいです。
千日
http://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001481/