東京国立博物館の別館「平成館」の一階には、鶴屋吉信さんが出店しています。
こないだ、石田石造(女)センパイと一緒に見に来たときにも、やはりこちらであんこものを購入して一休みしましたが、今回もやはり素通りできませんでした。
こちらは何と言っても、いわゆる売店でその場でも食べられるようにしてます、お茶は自販機でお好きにどうぞ…、みたいなスタイル。
なので、あまりゆっくりいかにも京都な老舗の和菓子を味わう…という感じでもないのですが、いかにもイートインらしいメニュー「あんみつ」があります。
しかし、パックに入っている状態で630円もするので、私はこれまで二の足を踏んでました。それならみはしさんで、あったかいお茶をいただきながらあんみつ食べてもいいもんね、なんて思っちゃって。
しかし、ここはさすがの石造センパイ。
「すみません、あんみつ二つ!」
と颯爽と注文してくださいました。もちろんセンパイのおごりです。わああ、すみません!ありがとうございます!!…と恐縮しながらも、喜びを隠しきれないワタクシ…。
そしてこちらがそのあんみつ!!
テイクアウト用のあんみつを、ちょっとだけ気づかいプラスして提供してます~って感じです。
あけてみますと、二段構成。あんことえんどう豆、サクランボは二段目のお皿に。
これを全部寒天の上にのっけて、と…
黒みつかけたら、あら、本格的ですよ!!
シンプルにど直球なあんみつです。
おお!あんこ、美味しい!
さすがさすがの鶴屋吉信さん!寒天も、臭みがなくていいわあ。
えんどう豆もいいなあ。ふっくらしていて美味しい!品があるなあ…
「むとうさんは、あんみつにミカンって許せる派?」
えんどう豆の端正なおいしさを味わう私に、おもむろに問いかける石造センパイ。
「私は、ミカンとかそういう余計なものはいらない派だから、このすっきりした構成はすごくいいと思ったのよ」
確かに。このストレートな構成は、何もごまかしがきかないですし、潔いなあ。
そうですね、そうそう!!
と私もきりっと賛同の意を表しましたよ。
たぶん、トーハクにいったらまた寄ってしまう、と思いますw。
石造センパイ、ごちそうさまでした~!!
鶴屋吉信
http://www.turuya.co.jp/index.html