file.26 慈げんの「雪くま」

いちにちいちあんこ
「あついぜ!熊谷」のカキ氷!
夏は暑いし大変ですけど、やっぱり夏ならではの楽しいこともたくさんありますよね!夏休み、海水浴、スイカ、カキ氷…。

そう!カキ氷! 暑い中で食べるカキ氷、最高ですよね~!

そんなわけで本日ご紹介するいちあんこは、カキ氷でございます。しかも「熊谷市」のカキ氷「雪くま」です!!

皆さんもよくご存知と思いますが、埼玉県熊谷市は「日本一暑い」ということで、この季節は特によくニュースに登場します。
実は、私、熊谷市内にある高校に通っていました。自宅のあった東松山市からは車で40分ほどかかります。かなり遠いです。なので、気候も文化も結構違うんです。
熊谷に通うようになって驚いたのは、夏の暑さと冬の寒さです。内陸性の盆地気候なので、とにかく寒暖の差が激しい。京都みたいな感じですね。過酷です。

しかし、そんな気候も、受け取り方を変えたらこんなに楽しくなっちゃうんですね。

熊谷市では、日本一の気温を記録したことをうまく利用して、「日本一あついまち」としてプロモーションし、全国の皆さんにアピールしています。イベントをしたり、グッズを作ったり。今回ご紹介する「雪くま」もその流れででてきたもののようです。

「雪くま」は、「熊谷市内のおいしい水で作った氷を使い、氷の削り方に気を使ってふんわりとした食感で、オリジナルのシロップや食材を使っている」ことを条件としてるそうです。これらをクリアしたお店には「雪くま」のフラッグがあって、一目でわかります。

たくさんのお店があってよくわからないので、高校時代の友人N@熊谷在住にお勧めを教えてもらいました。

「慈げん」さんです。

熊谷駅から車で10分ほど。熊谷市民が愛してやまない百貨店〔八木橋〕の裏あたりにありました。

イシブカツ、オアシスに出会う
実は、この暑い時になぜあえて熊谷…というかんじですが^^;、『石部』のイシブカツ(注:石造物をみる会)で、熊谷と深谷を取材したのです。熊谷エリアは、今も鎌倉武士の遺跡を多く残している、重要エリアなのです。同行の石田石造(女)センパイが「どうせ行くならものすごく暑い熊谷に行きたい」と勇気のあることをおっしゃるので、あえてこの時期に出かけてきました。

7月頭より、風もありますしだいぶ過ごしやすかったとは思いますが、やっぱり暑いものは暑い。石もの(石造物)はたいがい外にありますから、二人とも暑さでよれよれになりました。

そこでたどりついた「慈げん」さん。

よれよれな私たちにとって、そこはまさにオアシスでした!

メニューは、魅力的なものがこれでもかと目白押し。どれにしようか悩みに悩んで決めたのがこちら!
煎茶+しろあん私は「煎茶+しろあん」!!そして、石造センパイは「和三盆+小豆あん」!!
和三盆+小豆あん甘い蜜を好みでかけながらいただきますよお!
おおお、本当に氷がふんわりしてます。さらっと溶けて軽い!なるほど、これが「雪くま」ですね!

私のオーダーした、煎茶+白あんは、濃く出した煎茶が爽やか。蜜をたっぷりかけても甘みほんのりです。
しろあん!氷の下に、丁寧に炊いた白いんげん豆がたっぷり入ってます。皮もやわらかくて、豆本来の良さをとてもよく感じます。美味しい!
あずきあん!石造センパイのほうの小豆あんもたっぷりです。
私もいただきましたが、この小豆あんも素晴らしい!こんなに美味しいあんこ、なかなかないわってくらい美味しいです。
和三盆の蜜もとっても上品。和三盆は本当に角がなくて、爽やかにおいしい砂糖ですけど、その良さを存分に味わえます。

いやあ、本当に美味しかったです。
暑い熊谷で美味しいかき氷を食べる。これ以上正しいことってないですよねえ。
絶対また行きます!

慈げん
http://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/meibutsu/yukikuma.html

お久しぶりなのは…

 

みなさま、大変お久しぶりです。
実は、本サイト編集長ことわたくし・むとう、きっかり二週間入院しておりました!
19日に腹痛で救急に駆け込みそのまま入院。どうにか昨日退院して現在自宅療養中です。

何しろ二週間も入院したのは初めての経験です。後半はだいぶ回復して検査待ちも含めて入院続行という感じだったのですが、それでもほとんど動いてませんから、筋肉が落ちてます。ちょっと動いただけでも、かなり疲れちゃいますね。
今週中は、徐々に体調をみながら仕事復帰したいと思っております。

本サイトの更新もちょいちょい再開したいと思いますので、みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

むとう 拝

file.22 十万石の「水ようかん」

いちにちいちあんこ
梅雨がうそのような日々が続きましたが、今日はちょっと梅雨らしいお天気ですね。雨は降ってはいませんけど、じめっとした曇り空。空気が重いです。

実は、ワタクシ、低気圧と湿度にとても弱い体質なのです。フクフクしているうえにいつも顔色がいいもんで、ものすごく頑丈そうに思われてますけれども、実はけっこうセンシティブなのです。

今日も原稿を書きながら、体が重くてグデーッとしてました。仕事も全然はかどりません。毎年のことなのですが、梅雨の時期って眠くてしょうがないんですよね。

そんな私を見るにみかねてか、父がいかにもこの季節らしいあんこものを買ってきてくれました。
水ようかん
水ようかんです!!

いいですよねえ。水ようかん。つるりといきたいですよねえ。
水ようかん先日、十万石まんじゅうでもご紹介しました、埼玉が誇る和菓子屋さん「十万石」の水ようかんです。
実は、うちの父が十万石大好きで、仕事で行田のほうにいってはお土産で買ってきてくれるのです。
水ようかん水ようかんといえば、こしあんです。「十万石まんじゅう」のこしあんもおいしいですから推して知るべし、ですが、もちろん水ようかんのあんこも大変おいしいです。
つるりんとした口どけがたまりません。まさに涼菓ですね。

さて、水ようかんといえば、そうです福井県ですね!!
あ、あれ?
みなさんご存じない方のほうが多いでしょうか。

福井の嶺北のあたりでは水ようかんの消費量半端ないですけど、かの地では水ようかんは冬の風物詩なのです。
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1290088391876.html

おこたに入りながら、水ようかんを食べる、というのもまた乙ですよね。
福井の水ようかん食べたいな~。

でも、福井の水ようかんは11月から3月までなので、今はないんですよね~。
今年は絶対お取り寄せしますよ!

十万石
http://www.jumangoku.co.jp/