沖縄でもっとも有名な観光地の一つは多分、首里城でしょうか。
この美しい王城は、沖縄戦の悲劇により全焼し、現在の姿は1992年の再建です。再建とはいっても、構造はもちろんのこと、在りし日と同様に壁は漆で塗装されてたりして、相当ちゃんと築造していて、とても美しい建物だと思います。
#15世紀から19世紀まで続いた琉球王国については、後日レキベンでご紹介したいと思ってます…
首里城には北のほうにこれまた美しい池「龍潭(りゅうたん)池」と「円鑑池」があります。
これらは人口の池で、15世紀初頭に庭の一部として建造されたものだそうです。
私はこの池が大好きで、首里城に上らない時でもこの池だけは必ず訪れます。
そんなわけで今回もまずはこのエリアに足を運んだのです。すると…
あ!
またこいつらいた!
なんか風景に馴染んてきてるし!!
この鳥、なんて鳥、なんだかわかります??
この鳥は「バリケン」という鳥なんだそうですよ。もともと南米原産の〔野バリケン〕という野生のカモの一種を家畜化したもので、タイワンアヒル、フランス鴨と呼ばれるもの。
食用で導入されたんですが、食用として定着することなく野生化したみたい。
ちなみに、ネットで検索してみたらこんなサイト(「バリケン情報サイト バリコレ」)があったりして好きな人は結構いるのかな??こちらを拝見すると、沖縄だけでなく全国にいることがよくわかります。
全体的には、アヒルに近いかな。でもアヒルよりも脚が短くて、顔が赤い。がらもいろいろありますね。(それにしても弁天堂の前に悠然とたたずみまったく動かないこの子…。どうなのよ^^;)
あれあれ!?
子連れの子がいますよ!うっわああ!
かわいい!!
ひよこってなんでこんなにかわいいんでしょうね~~。この黄色いベースのふわふわボディ!たまりませんよねえ!
それにしても、ひよこ連れのバリケンちゃん、このファミリー以外にもわらわらいました。おそらく天敵は、猫くらいですくすく元気に育っちゃうんでしょうね。
それにしても増えたなあ。ちょっと増えすぎだなああ。
こういった外来種の問題は難しいですね。あくまでも持ってきたのは人間だし、彼らのせいじゃないんだけど、そもそもそこにあった生態系のバランスを崩してしまうことも考えられます。
それにしても、まったく逃げないバリケンちゃんたち。悠然と構えたその姿は、かなりこのエリアにマッチしてきちゃってるなあ、と思いました。