今回のお目当ては2つ。
奈良で念願のお水取り@東大寺をWさんとご一緒して拝観することと、大阪でH山先生の親友でいつもたいへんおせわになっているAさんにお目にかかること。
結果的に天候にはかなりやられましたが、とても実り多き旅になりました。
あんこもご紹介しきれないほどいただきましたが、中でも印象に残ったものをご紹介していきたいと思います。
7日目の小観音出御を狙って奈良入りしたものの、この日は大雨。どうにかお松明だけは見ましたが、全身びしょびしょ。
本当はお堂の中に入ったりしてみたかったのですが、さすがにもうだめだとあきらめて、Wさんと合流し、居酒屋「鬼無里」へ。
この時、Wさんにご紹介いただいたのが、Kさん。
Kさんは生駒のほうで幼稚園の園長先生をされているとのこと。とても朗らかで、素敵な方。寒さに震える私を気遣ってくださいました。
「あ、そうだ、甘いものはお好きですか?」
とバッグから包みを取り出されました。
「生駒ではみんな知ってる和菓子屋さんのお菓子なんですよ。 もしよかったらどうぞ」
おお。私があんこ好きとはご存じないはずなのに、なんと嬉しい!
もちろん遠慮なく喜んでちょうだいしちゃいました!
その日は鬼無里の大将が美味しいお総菜をたくさん出してくださったので、おなかいっぱい。翌朝の朝ごはんでいただきました。
調べてみましたら、幾世屋さんという和菓子屋さんですね。(ちょっと漢字が読めなかったので確認しちゃいました^^;)
食べログの書き込みなど拝見しますと、かわいらしいデザインの和菓子がいろいろあってお洒落なお店です。
お花見がテーマな感じでしょうか。
桜餅に3色の花見団子。
かわい~!
桜餅は道明寺ですね。
関東ですと小麦粉のクレープであんこを包むタイプが一般的ですが、関西ではもち米で包んだタイプです。
あんこは品のいいこしあん。1日経ってしまったとはいえ、十分に美味しいです。
道明寺タイプの桜餅は、塩漬けした桜の葉、もち米、あんこが混然一体になるきがしますね。分かちがたい、と言いますか。関東風だとバラバラに食べることもできますし、葉っぱがもっと固いかもしれない。子どものころは葉っぱが苦手で、はがして食べてましたね。 どちらかというと、私は関西風の桜餅のほうが好き、かな??
ちなみに、お団子のほうはあんこなしでしたが、ほのかな甘さが美味しかったです。
生駒のほうにはなかなか足をのばす機会はないですが、幾世屋さん、ぜひ行ってみたいなあ。食べログで見ると、カフェも併設されてますね。ぜひその場で和菓子をいただいてみたい!
Kさん、ご馳走様でした!
美味しかったです~!
幾世屋
http://tabelog.com/nara/A2902/A290201/29002309/