先日ご紹介した藝大美術館の「観音の里の祈りと暮らし」展のような特別展が今年は多いような気がします。気のせい?
「阿修羅」展のような、派手さはないかもしれませんが、コンセプチュアルで仏像好きにはたまらない系。通常だとあまりにも交通手段が限られていて、観光客としてはハードル高いとか、一度に何体も観るのは不可能とか、そういう仏像を一挙にみられるような展示がちらほらと開催されます。忘れないようにこちらにもアップしておきますね。
まずはこちら!
「南山城の古寺巡礼」展@京都国立博物館。
「南山城」というのは、京都の南、奈良との境界にある地域で、素晴らしい仏像が残っているのはよく知られていますが、足がないとなかなか難しいエリア。
ほんと、出陳物リスト見て、度肝を抜かれました。観たかった仏像勢ぞろいって感じです!また、仏像だけでなく縁起絵巻なども非常に貴重なものが惜しげもなくラインナップされてまして、ほんとすごいですよ~!
そして、そして大阪でも。
「山の神仏」展@大阪市立美術館
こちらも、我々遠方から来る仏像ファンにとっては本当に行きづらいエリアの、吉野、高野、熊野、つまり紀伊山地の仏像を一堂に、という企画。数は京博ほど多くないですけど、貴重ですよね!
ぜひみなさま。チェックしてくださいね!
私は5月最後の週に両方とも観に行こうと思ってます。
【会期】
「南山城の古寺巡礼」展@京都国立博物館 4/22~6/15
「山の神仏」展@大阪市立美術館 4/8~6/1