鶴屋吉信さんと言えば、「京観世」があまりにも有名ですが、以前ご紹介した「つばらつばら」のような、今っぽさを取り入れた新しい名物もきっちり作りあげてらっしゃるお店です。
全国に販売店があり、このいかにも京都らしいお味とデザインをどこでも味わうことができますね。よく考えたらすごいことですよね!虎屋さんが東の雄と言えば、鶴屋吉信さんは西の雄ってかんじでしょうか。
さて、今日のいちあんこは、またもや友人Sちゃんがおすそ分けでくれたもの!!
Sちゃんのおすそ分けで、私のあんこ生活はそうとう潤っておりますよw。本当にありがとね~!
さて、こちらです!「風流しるこ 花吹雪」!
わあ、こういうのもあるんですねえ。初めて見ましたよ。
サイトを見てみますと、「木々の露」という「おしること葛湯のセット」みたいです。私が頂いたのはその中の「風流しるこ」。いちばんオーソドックスな感じかな。ほかの二種はお茶味の「挽茶あられ」、みつ豆の具が葛湯に入っているみたいな「みつ豆葛湯」。どれもきれいでおいしそうです!
あけてみますととこんな感じです。あられとこしあんが見えますね。
こちらにお湯を入れて、御汁粉にするってことみたい。
さてさて。
お湯は沸騰したものを180ML。
#あ、でも実は食べ終わって気づいたんですけど、たぶんお湯の量100MLくらいしか入れてない気がします。あやや・・
そしてゆるゆるとかき混ぜますと、少しトロリとしてきました。
中には小さな求肥が二つ入っています。あられの香ばしさと、求肥がポイントになっていて、いいかんじです。あんこも、さすが鶴屋吉信さん。安定の美味しさですよ。上質なあんこは風味がしっかりしていますけど、さらりとあと味がすっきりしています。
それにしてもきれいだなあ。「風流しるこ 花吹雪」の名前そのままに、まるで花びらのようにのように、これは米粉か何かでしょうか、あられ以外にも細かな白いものが浮いています。こういうちょっとしたしつらえが「京都」だなあ、と思っちゃうんですよね。ちょっとひと工夫と言いましょうか。
そして、小豆も数粒入っていますが、これがまたしっかり美味しい!
ほんと、さすがですね。
こちら、いうなれば「おしるこ」と「葛湯」の間の和菓子…ってかんじかな?!
おしるこほど重くなく、葛湯よりは和菓子をいただいたなあという実態感がある、みたいな。
これをいただいてますと、久しぶりに京都に行きたいなあ…と思ってしまいます。
春になったら今年は京都に行かなければ!
花吹雪の京都。…乙ですねえ。
鶴屋吉信
http://www.turuya.co.jp/index.html