大人気シリーズ最新刊発売。おけらブシ炸裂!笑いも涙もやっぱり滲みる…/『本所おけら長屋(十七)』畠山健二著(PHP文芸文庫)

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ご報告が少々遅くなってしまいましたが、9/22に大人気シリーズ『本所おけら長屋』第17巻が発売されました~!

重ねに重ねて、ついに17巻……。実は、「もうネタないよ、もう書けない!」と毎巻おっしゃっておられますが、結局書いてくださるものが最高に面白いので、先生の「書けない!」は、まったく本気にしておりません(笑)。今回も最高に面白い一冊となっておりますよ~!

しかも、早くも重版決定です!!すごいとしか言いようがありません。
そして、お手に取ってくださるファンの皆様には、改めまして、御礼申し上げます!!

前巻は、連続殺人事件が起こったりして、ちょっとシビアなシーンも多かったのですが、今回はどちらかというと原点回帰といえましょうか。畠山先生にしか書けない人情に溢れた世話物が揃いました。「泣いて、笑って」を存分にお楽しみいただける4話になっています。

働き者のシングルマザーと駄目な息子、そして生き別れの母を探す若者が織りなす「かえだま」、
鉄斎さんが大店の女将に婿入り?まさか!…な「はんぶん」、
おけら長屋御用達の居酒屋「三祐」店主の家で息子と常陸出身の若者が「笑芸」の道を切り開く?「げんぺい」、
久蔵・お梅夫婦の愛息子・亀吉が友達にけがをさせてしまい…?!「みなのこ」。

16巻のように大きな事件が起こるということはありませんが、日常に起こるさざ波のような出来事が、おけら長屋の面々によって、大笑いにも号泣にもつながっていくんです。おけらファンの皆さんは、きっとこういうグルーブがお好きだと思いますし、「待ってました!」とおっしゃる方も多いのではないかと思います。

先生が掬い取って見せてくださる、誰かを心配したり、思いやったりする、そんなことが一つ一つ、心に染み入ります。ぜひお手に取ってくださいまし!

なかなか以前のように、自由に友達とあったり、大声で笑い合ったりするのが難しいですが、どうか『おけら長屋』を手に取っていただいて、おけらの面々と一緒に一喜一憂していただけたらと思います。

(むとう)

『本所おけら長屋(十四)』、歴史・時代小説部門で第1位~~!!

『おけら長屋(十四)』、Amazonさんの歴史時代小説部門で第1位になってます~~!!

良かった良かった♪

外出もままならない今、時間を持て余しておられる方も多いと思います。そんなときこそこちらの『本所おけら長屋』シリーズ!!実は、シリーズものの宿命ではあるのですが、「巻数が進んじゃってるからな。今から追いつくの大変じゃない?」なんてよく言われるんです。

連作短編集で、一話読み切りなので、どの巻から読んでも楽しんでいただけますよ!とその都度にお話してます。それも本当に本当なのですが、とはいえ、シリーズものの醍醐味は連巻ってとこにありますもんね。それは否定できません。

でもだからこそと言うかなんといいますか。

外出を控えなければいけない今、そしてちょっと気持ちが沈みがちな今こそ、シリーズものの沼に、足を踏み入れるべき時ですよ!!中でも本シリーズは全力でお勧めです。

ぜひ、お手に取ってみてくださいね~!

(むとう)

100万部突破大人気シリーズ第14巻、満を持して登場!!/『本所おけら長屋(十四)』畠山健二著

編集のお手伝いをさせていただいている畠山健二先生の『本所おけら長屋』シリーズ第14巻、本日発売になりました!

満を持しての登場ですよ~!

14巻の目玉は、なんといっても、おけら長屋の妹分、お糸ちゃんの出産です。オビにもおなかの大きいお糸ちゃんが登場してますね。

お糸ちゃんは、八五郎さんとお里さんの一人娘。思い人の文七と結ばれて、めでたくお腹に赤ちゃんが宿りました。おけら長屋の面々に、妹のように可愛がられているお糸ちゃんですから、みんなが大騒ぎするのは、目に見えていましたよね。

読者の皆さんからも、お糸ちゃんの出産のお話しを期待する声はたくさんいただいてましたので、まさに待望の一篇かと思います。そして期待通りの大騒ぎ、そして畠山先生ならではの、泣いて笑ってからの、大展開!

ぜひご期待ください!!

それから、お糸ちゃんのお話の他にも、13巻で登場した松吉の優しい義姉・お律さんの江戸でのお話もありますし、さらにはおけらファンに大人気の殿さまこと高宗さんと、これまた「よいよい」で大人気を博した酒癖の悪すぎる錦之介さんが一緒に登場しちゃいますよ~! 喜んでいただけることうけあい。間違いなく素晴らしい一冊になっております。

そして、本日のAmazonさんランキングも、BEST3と、いい感じです!


嬉しいですね~。
皆さんが待ってくださっていただのがよくわかります。

そして、そんな皆さんのご期待に十分に応えるめちゃくちゃ面白い一冊になっていますので、皆さん、安心してお手に取ってくださいね!

(むとう)