file.104 なごみの米屋の「ピーナッツ最中」

いちにちいちあんこ

私にとって沖縄は、「第二の故郷」と勝手に思っておりますくらい、大事な場所ですが、沖縄に住む友人によく、「いくはくえーぶーだね」と笑われます。

この「くえーぶ―」という言葉、私はとても好き。
「食福」でくえーぶーと言うらしいんですけど、「食べものに困らない」「食に縁がある人」、そんな意味なんですって。

確かに、私はくえーぶーだな、と納得してしまうのは、一人旅なぞしてますと、必ずと言っていいほど食べものもらうんですよね。そんな大げさなものではありませんよ。バスで一緒になったおばあちゃんからおまんじゅうもらうとか、飴もらうとか、柿もらうとか、そういう感じ。

一個だけですみません、と言いながらお餅を買ったら、これも持っていきなさい、とその倍以上のカステラもらっちゃうみたいな。小さな定食屋さんに入って煮魚定食お願いしたら、おまけにお刺身も食べてみな、ってお刺身サービスされちゃうみたいな。そんな感じです。

旅先でなくても、目上の方や友人からよくお土産をいただきます。お土産いただくと、だいたいそれは甘いお菓子です。いやあ、ほんと、ラッキーです。幸せです!

そんなわけで、今日のいちにちいちあんこも、先輩Oさんよりおすそ分けでいただきました、こちら!

20151012-1

ぴーなつ最中~!

千葉県を代表するお土産の一つですよね!
大好きです!

けっこういただいたり、自分でも買ったりするんですが、そういえばこの製造元の「米屋」さんってどういうお店なのか知りません。

HPを拝見してみたら、なんと!
成田山新勝寺の参道にあるお店だったんですね~!しかも、HPによりますとあの「栗羊羹」発祥の店だそうです。知らなかったなあ。今度、ぜひその栗羊羹も食べてみたいです。

20151012-2

パッケージを開けてみますとこんな感じ!
めちゃくちゃかわいい!!

リアルな落花生の3倍くらいの大きさでしょうか。何とも言えない佇まいがたまらなく可愛いですよ。

20151012-3

あんこは、白あんベースです。そこにふっくらと甘煮にされた落花生が入っています。ピーナッツと言うよりは、落花生、と言いたいお味です。
コクがあって間違いなくピーナツなんですけど、でも、渇いたものをいただくよりももっと大らかで優しい味です。あんこの甘味自体は結構強めですので、小さいように見えても、一個で十分の満足感がありますよ。

そうそう、パッケージの写真を撮るの忘れちゃったんですけど、この最中が入っている箱がまた可愛い。ピーナツ型してるんですよ。
千葉のお土産としてだけでなく、手土産としてもすごくいいお菓子だと思います!
なごみの米屋
http://www.nagomi-yoneya.co.jp/

【2015青森旅】③今も世界のどこかにある風景に見えてきた

1500年もの間、人々が住み続けた場所。
それが三内丸山遺跡なんですね。すごいなあ。

20150911-1

さて、先ほどの6本柱建物の前には、大きくて長い建物が復元されています。

「(略)長さが10メートル以上のものを大型住居跡と呼びます。三内丸山遺跡では最大のもので長さ約32メートル、幅約10メートルのものが見つかっています。集落の中央付近から見つかることが多く、集会所、共同作業所、共同住宅などの説があります。」
(特別史跡三内丸山遺跡HPより引用)

茅葺屋根が何とも美しいですが、縄文時代にもこんな美しい茅葺があったのでしょうか。

ミャンマーの山岳地帯に住む少数民族が暮らす「ロングハウス」みたいな、または環太平洋の海洋民族にみられる集会所みたいな雰囲気ですよね。

内部に入ってみますと…

20151011-2

かっこいい~!!

広々としてますね。そして長い!
この復元された大型竪穴式住居が何メートルかは、ちょっとはっきりわからないんですが、30メートルくらいありそう。

この大きな竪穴式住居を中心に、周囲にはいくつもの竪穴式住居が復元されていました。
20151011-3何だかかわいらしい家ですね。
地面と地続きな家、と申しましょうか…
「大地に抱かれている家」というような。
20151011-5入口はこんな感じです。
腰をかがめて入っていきますと…
意外と広い!
4・5畳くらいはありますし、屋根の高さもそこそこあって、身を屈める必要はありません。
私は159センチなので、ちょうど縄文人男性の平均くらいですから、子の高さがあれば十分だったでしょう。
20151011-6

屋根組はこんな感じです。
縄と組み方で持って組んでるんですね。釘みたいなものはなかったのかな?
ちょっと調べてみると、出土品の中に釘が出ることもあるみたいなので、部分的にはそういうものを使っていたのかもですね。

ちなみに、こういった復元・竪穴式住居は、ワークショップのような形で、一般の人が力を合わせて造ったみたいですね。写真を撮るのを忘れてしまったのですが、名前を刻んだ大きな木札みたいなものがたくさん置いてありました。羨ましい!

それにしても、なかなか居心地のいい空間でした。4人家族で住む、なんてことになるとちょっと狭いけど、一人か二人で住む分には結構いいかもですよ。半地下ですから、暑さも寒さもそこそこ和らぎそうですし…
あ、でも冬は厳しそうだなあ。

とはいえ、この小さな竪穴式住居で寝起きをして、イベントや会議、共同作業なんかは集会所でやればいいんですから、必要十分かもしれませんね。
それに、こういう風に暮らしている人々は今もたくさんいます。

この復元された竪穴式住居群は、何だか今も世界のどこかにある風景に見えてきました。

(続く)

file.103  吉野家の「草だんご」

いちにちいちあんこ

身近だからこそ、いったことのない観光地ってありますよね?
京都在住の人が意外と京都観光をしないように、東京・東京近郊に住んでうん十年、いったことのない名所がけっこうあります。

そんなわけで、先日、ふと時間ができたので、こちらにいってきました~!

20151007-1

もうおわかりになりましたね!?

そうです、柴又です!
寅さんの聖地です!
今回、本当に初めてこの駅を降りました。
なんだか新鮮ですねえ。

20151007-2

駅からすぐのところに、帝釈天さんの参道があります。

柴又帝釈天と言えば、有名なのは、そうです。
草だんごですよね!??
参道脇にはたくさんお店がありますから、ものすごい迷います。迷うと分かっていたので、前もって調べていきました。

そこで、心に決めていたのが、吉野家さん!
ネットを見ると「最も草餅の蓬色が濃い」「草だんごだけしか売っていない」と書かれています。いいじゃないですか~。そういうのが好きです~!
そして、まず立ち食いすべく、4個入りと、お土産用に11個入りを買いました。
#一個52円で好きな数買えるみたい

まずは、立ち食いです。

20151007-3

おいしそ~!!
草餅がホカホカなんですよ。作り立てです。
私はもちろんあんこを載せてもらいましたが、きな粉を載せてもらうこともできるみたいですよ。

20151007-3

ひゃ~美味しい!

草餅のよもぎが濃厚です。この色、見ていただくと分かると思うんですが、緑というかビリジアングリーン!これこそ、よもぎがたくさん入っているあかし!
とにかくよもぎの味が強いので、とてもさっぱりした味です。よもぎってほんと爽やかだなあ。

そこに載っているこしあんも美味しい!アズキの味がガツンとしますので、草餅に負けてない。でも甘すぎずで適度な甘さがちょうどいい。

これは美味しいわあ。

もっと家が近かったら、通っちゃうな。これはいい!!

そしてこれが、お持ち帰り~!

20151007-6

このパッケージもいいわああ!
かっこいい、こういうデザイン。

20151007-7

あけてみますとこんな感じです。
ちょっとライティング失敗してしまい、あまり美しく見えなくて恐縮なんですが、お餅とあんこを別に入れてくれてるんですよ!この気遣い、堪らないですね!

20151007-8

そして、こんな感じに分けていただきました!
はああ、美味しかった~~♪

吉野家
http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13047535/