連載『フカボリ山の文化論』第4回は「穂高岳と”絶対禁足地”という仮説」です!/YAMAP MAGIZINE

2019年11月から始動した「YAMAP MAGAZINE」さんにて連載中の「フカボリ山の文化論」第4回目が公開されました!

第4回「穂高岳と”絶対禁足地”という仮説」

第3回に続き、今回も穂高岳について書いてみました!


前回の時にもちらりと書きましたが、穂高岳そのものにフォーカスしようと試みてみたら、ちょっとびっくりするくらい歴史的な痕跡を辿れないという事態になってしまいましてですね。

これだけ有名でメジャーな山なのに、そんなことってあんの??!と呆然としました。そこからは、拙いながらの資料アプローチの旅路……。辞書や有名どころの先生方の論文などを目をこすりながら読んでみましたけども、先生方の諸説があるものの、ざっくりかいつまむと「江戸時代以前の穂高岳は史料がないのでよくわからない。自分の仮説ですけども…」って感じでね。

でもよく考えましたら、こんなにすごい先生方でもそうなんです。わからないならここは私も!と開き直って、妄想力全開で、好き勝手なこと言ってみました。

いずれにしても、やっぱり北アルプスはスゴイですわ。いろんな意味でほんとすごいお山。今回は全く触れられませんでしたけど、鬼の伝説とかあって、それがまたすごい面白いんですよね。今度そんなお話も書けたらいいなあ。

ぜひ、お時間のある時にのぞいてみてくださいね!

(むとう)

連載『フカボリ山の文化論』第3回は「穂高岳とホタカと海の民」です!/YAMAP MAGIZINE

2019年11月から始動した「YAMAP MAGAZINE」さんにて連載中の「フカボリ山の文化論」第3回目が公開されました!

第3回「穂高岳とホタカと海の民」

海なし県である長野県は、ちょっと不思議なほど海の民との関係が深い場所が多いのですが、安曇野はその代表格。今回はそんな謎解きから、穂高岳の神さまと考えられる「穂高見命(ホタカミノミコト)」について考えてみたりしております!

今回は、専門家でもないのにいいのかなあと思いつつも、自分なりの妄想を主軸に展開させていただいております。ぜひのぞいてみてくださいね~。

それにしてもですね。改めて自分で言うのもなんですけど、今回の記事もまたやっちまってます。「穂高岳」をテーマにした記事なのに、山に全然登らないどころか、「穂高岳」本体の話をする前に、5000wを越えてしまいました。

心優しい友人で編集担当のS氏は、それでいいと言ってくれるので、まあいいという事にしよう、と思っておりますが、YAMAP MAGAZINE内での、私の浮きっぷりが気になる小心者です。

今回なんて、ほとんど弥生時代までの話しかしてないしな~。

しかし、それでも喜んでくれる、YAMAP MAGAZINE編集部の懐の深さよ…。ありがとうSさん。

穂高岳本体の話は、次回に持ち越し。穂高岳をいろいろ調べていて、本当に驚いたんですが、これだけすごい山なのに、修験の痕跡が薄いんです。第4回ではそんなお話をしてみたいと思います!

(むとう)

連載『フカボリ山の文化論』、第二回目は「富士山と不老不死の物語」です!/YAMAP MAGAZINE

11月26日に始動した「YAMAP MAGAZINE」さんにて連載中の「フカボリ山の文化論」第二回目が公開されました!

第二回「富士山と不老不死の物語」

2019年最後のお話は日本一のお山「富士山」!

「YAMAP」さんは、登山用地図アプリでシェアナンバー1。つまり、富士山に登りまくっておられる方が、わんさかいらっしゃる場所です。YAMAP編集部でも、富士山登山で必要なあれこれは、たくさん書いて行かれるだろうということで、私は全く役に立たないけど、知らない人も結構いるかもしれない不思議なお話を、思い切って書いてみました。

私にとって、富士山と言われると、即座に思い浮かぶ言葉が「不老不死」なんですよね。それくらい、富士山には不老不死にまつわる物語がたくさんからんでくるんです。それは、中国の宗教である「道教」が大きく関係しているんですが、意外と知らない人も多いんじゃないかと思います。

そんなこんなで、「神仙境」としての富士山、といった感じで書いてみました。富士山の文化誌的な内容なのに、浅間神社さんが一切登場しないという、一風変わった内容です。こんなおかしな角度で、フカボリ&深読みするのも「文化系アウトドア」の醍醐味! ぜひ、読んでみてくださいね~!

最後になりますが、富士市役所のSさん、富士宮市教育委員会のTさんには、写真のご協力など、大変お世話になりました。誠にありがとうございました!!

(むとう)