春とともにようやく届きました『山口晃展』@群馬県立館林美術館の図録!!
春だ!春が来ましたよ~!
とても珍しいことですが、昨年11月4日に見に行ったとき、図録がまだできていないとのことで、それでもぜひ欲しかったので前払いして待っていました(会期は2013年10/12-2014年1/13)。
それから4カ月。これまた大変珍しいことですよね。
一度ハガキが届きまして、3月には出来上がりますがもしいらない場合は返金しますとのことでしたが、いえいえ、待つのはなんともないから待ってます、と首を長くして待っていました。なので大変うれしい。
この図録のほかに、山口さんご本人直筆のお手紙のコピーが同封されていました。
そちらによりますと、担当学芸員の方が重い病気で倒れられ、図録制作を一からやり直したということと、「上毛がるた」関連の著作権手続きがかなり難航したとのことでした。
ファンとしましては、コピーでもこのようなお手紙をいただけるのは嬉しいですね。大切にとっておこう……。
図録の装画は、市販されている『山口晃 大画面作品集』と同じ「百貨店圖 新三越本店」で、個人的にはちょっと残念でした。確かに有名な代表作ですけど、素晴らしい作品がそれ以外にも無数にあるのですから、ほかのものでもよかったんじゃないかな~。なんて。
ともあれ、中のほうは大充実!
年末に行われたトークショーの起こしなんかも掲載されてました。これは、会期後に制作された図録でなければありえないですよね。トークショー行きたかったけど定員で行けなかったので、すごく嬉しいです。
この個展自体が3歳の時の落書きから何からすべて登場しているような、ハートウォーミングな展示でしたが、図録のほうもそんなかんじ。なんとお父さんが寄稿してたりして^^。キュートな山口さんならではのいい図録です。昨日は仕事の手を止めて、ついつい見入ってしまいました。
ちょっと気分転換したいときに、取り出して眺めたいと思います。