【犬スペシャル】琉球犬に会いたい!③

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かっこいい!トゥラー(虎)柄

さて、そこで皆さん。「トゥラー(虎)」ってどんな感じの柄なの?と思いますよね??
これがまあ、かっこいいんですけどね!
虎この子!この子は「黒トゥラー」かな??
それと…
赤虎この子とか!
この子の柄は多分赤トゥラー(虎)???

わかります皆さん。もっといい写真はないのか、と言いたい気持ちは…
しかし。……すみません。動きが早すぎて写真ぜんぜんうまく撮れませんでした。ブレてない写真がほとんどないんですよ…^^;。
でも、「虎柄」がどんなものかを皆さんに観ていただけたらいいか、ということでどうかお許しください。

さて、こんな感じで、保存会で現在認定されているのは、「赤虎」「黒虎」「白虎」の三色のトゥラーと、前回ご紹介している「赤」(*赤は茶色のこと)の「アカイン」、この四種類です。

また、アカインには、鼻先のあたりが黒っぽい「マスク」と、鼻先が赤く目が金色の「ゴールドアイ」があるそうです。新垣さんのお話では、この純粋な金目というのはは世界的に見ても非常に珍しい遺伝因子で、ほかにはオーストラリアの在来犬に出るくらいなんだそうです。
キンメ

この子の明るい目、これが「ゴールドアイ」なんだそうです。日陰で見ると薄い茶色に見えますが、角度で確かにゴールド?って感じできらめきます。

白、黒、ゴマ、アイボリーもいます
そして、まだ正式には認定していないとのことですが、これ以外にも白・黒(ものすごく珍しい)・ゴマ・アイボリーなど十種類の毛色があるんだそうです。

「ほらほら、こっちに白とアイボリーがいるよ。生まれて50日くらいかな~?」
新垣さんがおりを開けてくださいました。その瞬間…

どわ!!
白とアイボリーめちゃくちゃ元気です!白とアイボリーの小犬ちゃんたち登場!
興奮しすぎて一時も止まりません。私の手をなめたと思ったら、二人で上になったりしたになったり、ゴツゴツ壁にぶち当たってますけど、そんなことも気にせず大暴れです。

しゃ、写真撮れない…
大興奮新垣さんが、見るに見かねて、抱っこしてくれました^^;。
白うわああ、かわいいいい!!!
この子は「白」です。

そして…
アカインこの子は「赤」。これで大体一か月。丸々太っててかわいいですね。コロコロ~~。
アカこの子の目、今はうすい青色ですが、大人になると金色になるんだそうですよ。

いや~~。かわいいですね~~。。ほんっとに!!!

「譲ってくれって来たお客さんはさ、男の人だとトゥラーがいいって言って、女の人とか子供は赤とか白とか単色のがいいっていうんだよ。で、家族できたら奥さんの意見で決まっちゃうことが多くてさ~(笑)」

と、新垣さん。なるほど、なるほど。なんかわかります。

確かにトゥラーは野性味あふれてかっこいい感じで、単色の子たちはどっちかっていうと可愛い感じ。

いや、でも、私だったらもう何でもいいや~、どれも可愛いや~~。
とデレデレしていると、新垣さんが「ほしくなったらまた来たらいい、遊びに来たらいいさ~」とにっこり。

ううう。ありがとうございます。

新垣さんは、譲渡もしてらっしゃいます。もちろん頭数に限りはありますが、分けていただくことは可能です。ああああ、いいなあああ。

もっともっとみんなに知ってほしい
さて、こうして至福の時は過ぎ去り、お暇することになりました。
お話をたっぷり伺った上に、ワンちゃんたちともたっぷりたわむれさせていただき、さらには奥様の手料理でお昼までごちそういただいちゃうという…^^;
いや~、もうなんか申し訳ないほど楽しい時間でした。

私は、この貴重な時間を過ごさせていただき、本当に楽しかったので、沖縄在住の友人にも琉球犬の存在についてアツく語ったりしたのですが、意外なほど皆さん「琉球犬」の存在自体、知らなかったりしました。
なんだかそれはもったいないなあ、とつくづく思いました。

犬というのは、もっとも古くから人間とともに生活してきた『コンパニオンアニマル』です。特に琉球犬は、縄文時代のころからずっとともに歩んできたパートナー。そんな存在が今もちゃんと息づいているということは、とても素晴らしいことだと思うのです。

ぜひ、この身近で貴重な存在にもっと沖縄の皆さんも気づいていただけたらと、願ってやみません。もちろん、私のような県外の犬好きの皆さんにも、この感動をお伝えできたらと願っています。

最後になりますが、取材にご協力いただきました新垣さんに改めて御礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!また、会いに行きます!!

(終わり)

 

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