「令和元年」がいよいよスタートしましたね~!
新しい天皇陛下と皇后陛下も即位されて、新しい御代が始まりました。上皇陛下と上皇后陛下が、少しでも心平らかに、日々をお過ごしになられますよう、願わずにはいられません。
さて。
ここ数日、各局で「天皇」について、報道されています。これを機会に、ぜひ天皇という存在、ひいては日本の歴史に思いを馳せたいものです。
そんな時に、まさにナイスタイミング!雑誌『歴史街道』の第一特集は「天皇と日本史の謎」ですよ~!!
これは、日本の歴史は、天皇の歴史と言っても過言ではない、それほど長い年月がありますし、天皇像にも変化があります。その多彩な実像を、戦乱という過酷な状況下に追うことで、限られた紙面で掬い興そうという試みではないかと思います(たぶん)。
◇古代ー律令国家への道(倉本一宏先生)、
◇平安・鎌倉ー「武者の世」の始まり(坂井孝一先生)、
◇室町・戦国・江戸-「武家政権との確執」(今谷明先生)、
と時代ごとにざっくり分け、さらに加えて、
◇「古代の女帝はなぜ誕生し、いかに封印されたか」(遠山美都男先生)
と展開。この特集を通読すると、「天皇」という存在が、「ある部分は変わらず」、「ある部分は多彩に変化している」ということを知ることができると思います。すごく勉強になりますよ!
ちなみに私は、遠山先生の「古代の女帝はなぜ誕生し、いかに封印されたか」について編集協力させていただきました。
いやあほんと。自分で編集させていただきながら言うのもなんですが、めっちゃ面白いです。遠山先生の舌鋒は実に鋭く、明快。目から鱗が落ちまくりました!
今後、女性天皇についての議論が、再び熱くなるだろうと思いますが、ぜひこの記事を一読いただきたいと思います。
(むとう)