年末進行の大波にあおられて、予想以上に(いえ、予想通りか…><)余裕のない日々が続いています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、いちにちいちあんこも着実にこなしておりますが、アップすることができないまま時が過ぎ…。もうすでに懐かしい記憶になりつつある、今月初めのころの「若狭旅」で食べたいちあんこを今日はご紹介したいと思います。
今回の若狭旅は、若狭高浜駅という駅の近くのホテルに一泊しました。
初めて降りる駅で、まず欠かせないのは「あんこチェック」です。ネットで口コミを見たりして、この土地の「名物」と呼ばれるような伝統菓子はないか、を探すのですね。
今回、若狭高浜駅を降りるにあたってぜったい外せないと思ったのがこの「源六餅」です。これだけは絶対食べるぞおと心に決めてました。
でも、ですね。
高浜駅で降りたときにはもう18時を超えてました。辺りは真っ暗。ちょっと怖い。一人旅の時は、さすがに気になりますね。慣れない土地で一応女一人だし、できるだけ危ない目に遭いたくない…。荷物も重いし、かなり迷いましたが、しかしいかなかったらもう一生食べられないかもしれない!と思うとやっぱりどうにか行きたくなりますよね。
歩いて10分ぐらいだというし、ここは行っときますか!
旅行バックをごろごろいわせながら、たどり着きましたよ。源六餅!
おおおお、よかった~!
やってました~~~!!
真っ暗な夜道に浮かび上がる看板が、救いの神のようです。
何しろ旅の途中で、日持ちもしない和菓子ですので、あまりたくさんは買えません。本当はがっつり買いたいけど…。5個入りのを買いました。
ここからホテルまで、さらに15分ほど違う方角へ歩きます。
ホテルまで遠く感じました。初めての町を、一人で歩くのに真っ暗な市街地ってのはよくありませんね。知ってる町なら様子がわかりますけど、なんか妙に怖い。
日本だから無事でしたけど、普通はあり得ないですよね。いやはや。
さて、気を取り直して、とりあえず熱いお茶を入れて、食後のデザートにいただきますよ~!
このお餅、本当にほわほわ。福井県には羽二重餅という柔らかいお餅がありますが、あんな感じですね。求肥みたいホワホワ感。
緑色はヨモギ、茶色はニッキ、ピンク色はプレーンって感じですね。
さて割ってみますと!
中にはこしあんが入っていますよ~!
これ、割るのがすごいたいへんでした!というのも皮がとにかくやわらかくて、あんことほぼ一体化しちゃうんですよ!
これ、ニッキのほうも割ってみたんですけど、こんな感じ!
お餅が柔らかすぎて、ちょっと伸ばすとあんこと渾然一体となる、そんな感じです。
お味のほうは、あんこは上品なこし餡と思います。しかし、お餅の皮のほうにも少し甘さがあるのかもしれません。全体的にはかなりしっかりと甘いお餅になっていました。
とにかく食感がフワフワ、っていうかトロトロ。言い方あってるかわかりませんけど、つるつると噛まずに喉に入って行っちゃったよ!みたいな感じです。
疲れた体には本当にしみました。
結局、つるつるはいっちゃうわあ、と言いながら3個あっという間にたいらげててしまいましたよ。
そして、残りの二個は、翌日のおやつにいただいたのでした♪
美味しかったです!
源六餅本舗
http://tabelog.com/fukui/A1803/A180303/18000633/