file.8 一元屋の「きんつば」

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いちにちいちあんこ昨日は、いつもお世話になっている出版社の近くにあってその渋いたたずまいがずっと気になっていた「一元屋」さんでついに「きんつば」を買いました。

「きんつば」は「金鍔」とかきます。「つば」は刀の鍔(つば)のこと。丸く整えたあんこの周りを薄くといた小麦粉で包み、油を引いた銅鍋で焼いたものを言います。
この和菓子が考案されたのは江戸中期の京都だそうですが、そのころには「銀鍔(ぎんつば)」と言い、上新粉(米粉)でまわりをまとめていたそうですが、現在は小麦のほうが一般的なようです。

また明治になってからは丸ではない「角きんつば」が広まったそうです。今はきんつばといえば四角という印象ですよね。
きんつば一元屋さんのきんつばも四角です。そしてパッケージには見事に刀の鍔も描かれていて、その由来もあらわにしています。
こちらの小倉あんは、甘さ控えめで、少し塩がきいている関東風です。こういう塩気のあるあんこは、いかにも関東ですね。関西のあんこで塩気のあるものってあんまりないんじゃないかな。
きんつば小豆の皮もやわらかくて、プチプチしてます。小倉すきにはたまらない食感です。

でも、最初に手に取ってみたとき、正直言って見た感じ小さいなあと思いました^^;。
なんだなんだ、この大きさなら二個は食べなくっちゃだわ、なんて思ってたら、その考えは甘かった。
食べてみますと、必要十分な量!見た目以上にずっしりとおなかにたまります。
この塩気のあるあんこを美味しくいただくには、これくらいの大きさが適量ですわ。さすが、わかってるなあ。

今日もおいしゅうございました♪

一元屋
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13006404/

 

2 thoughts on “file.8 一元屋の「きんつば」

  1. 小豆の粒が美しいね。
    職人の心入ってるよね。

    明日おいしい’いちあんこ’持っていくので、お楽しみに!

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