打ち合わせが終わり、移動中に立ち寄った日本橋三越。少し時間があったので、食品売り場をウロウロしていると、「おひとつどうぞ~」と小さなコーナーから若い衆がどらやきの一かけらを差し出してくれました。見るからにほわっとした生地。黒砂糖を使っていて、生地が全体的に茶色です。
一口食べて、「おお!」と声を出してしまいました。
美味しい、これ!
ちょっとびっくりする丁寧な美味しさ。しかも一個137円の良心的価格!なんと…
「ほんとに日本って素晴らしい!」
(海外に住んでいたころのトラウマで、美味しいお菓子に出会うと飛躍して『日本』を持ち出して話を大きくしたがるむとうさん)
早速、家族の分も購入。あまり日持ちはしないと見てひとり二個ずつ。今日帰って食べて、明日もおやつで食べようっと。
見てください、この姿の美しさを!佇まいを!
ネットで、お店を調べてみましたら、千住の老舗和菓子屋・喜田屋さんが「特にうでっこきの職人さん6人が作る和菓子を新しいブランドにした」んだそうです。なるほど!
ムウ。美しいわあ。この焼き。ずっと眺めていたいくらい。
ところで、このどら焼き、どら焼きじゃなくて「六人衆焼き」という名前だそうです。ここにもこの商品にかける意気込みを感じますね。
こうしてみますと、確かにいわゆる〔どら焼き〕の生地とは、ちょっと違うのはおわかりいただけるかと思います。なにかくふうされてるんでしょうか。しっとりとほわっとしてる。
上品な甘さのあんこ、ほわっとした生地、全体にただよう程良い黒糖の気配。
美味しい!!たまらん!!!
ちなみに、翌日も食べてみましたが、ほわっとしていておいしさは変わりませんでした。HPによりますとやはり賞味期限は2日。
ちなみに、お店のHPによりますと、
「ふわふわのひみつは、寒天に含まれる成分を粉に混ぜ、気泡がつぶれないように丁寧に焼いているから。このもっちりふわっふわの生地を味わっていただくため、焼き立て当日しか販売いたしません」(HPより引用)
だそうです。
これは、本当に皆さんに試していただきたい。喜田屋さん自体は結構支店もあるみたいです。足立区周辺に15店舗。いいなあ、私も近かったら相当なハードユーザーになると思うんですけど…。