あけましておめでとうございます! 皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年早々、北陸での地震との情報に、皆さんのご無事を祈るばかりです。被害はすでに出ている模様ですが、一人でも多くの方が無事でありますように…。
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新年ということで、旧年を少し振り返ってみたいと思います。
昨年中は『縄文神社 関東甲信篇』を双葉社さんから発売していただき、この3年ほど熱中してきたことに、ひと区切りがつきました。ひと区切りと言っても、終わりという意味ではありません。これが、始まりだ…。そんな心持がしております。
「縄文神社」というコンセプトは、学際的なワードになりうるんじゃなかろうか…と思いますし、日本人の祈りを普遍的な何かを探すにわたり、重要な視点になりうると思っているからです。これからも、ライフワークとして、各地で参拝を重ね、思考していきたいと思っております。
また、編集仕事の面では、畠山健二先生の『本所おけら長屋』シリーズも、2023年に第一幕の最終巻となった20巻と外伝が刊行され、ひと区切りつきました。
10年間ずっと担当させていただいたシリーズが、いったん区切りがついたことに、ほっとしたような、寂しいような気持がしております。
こうして振り返ってみると、2023年というのは、50歳になった年でもあり、まさに「区切り」の年でしたね。
それを踏まえて、2024年の動きと課題を考えてみたいと思います。
区切りの後ということで、「新しい動き」をどんどんしていった方がいいということかな、と思っています。失敗したり、見当違いでもいい。やったことのないことは、どんどんやってみることにしようと思います。今一番気になっているのは「書」なので、その勉強を始めようと準備中です。
それから今年は、もっと旅をしたいですね。コロナ禍でもう3年以上海外に行けていないので、海外にも足を延ばしたい。それは、少し長い休暇として、行ってきたいと思います。
それから引き続きの課題は、縄文神社と密教、修験についても、引き続き勉強をしていかねば、ですね。それと、『縄文神社』の二冊の本に掲載させていただいた神社さんにも、改めて御礼詣りにうかがいたいと思っております。
そして、具体的な目標としては、旧年中に出版できなかった『空海と密教の解剖図鑑』を出版すること。おそらく春ぐらいになるのではないかと思います。そして編集仕事の方では畠山健二先生と関裕二先生の新刊を、しっかりと出版できるようお手伝いしたい、と念じております。
本年も、もっともっと面白くなるように、勇気をもってどんどん踏み出していこうと思います。
皆様のご指導ご鞭撻を、よろしくお願い申し上げます!
武藤郁子 拝
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