江戸時代画壇の巨人・円山応挙が仏画を描いていた、しかも『出山釈迦図』だ、と。これはかなり意外ですよね!?
『出山釈迦図』というのは、お釈迦さんストーリーの名場面の一つ。お釈迦さんは、釈迦族の皇太子だったのですが、その恵まれた環境を捨てて出家、過酷な修行をしていました。でも結局、過酷な修行からは悟りを得ることができず、さらなる境地を求めて山を出ていく、というシーンです。 お釈迦さん、ヨレヨレで、なぜだかいつも頭のてっぺん、禿げてます。なんで禿げてるんだろう、といつも思うんですけども。
それはともかく、写実的で大胆な画風の応挙が描く、仏画。これはぜひとも見てみたい! 行けるといいなあ。
『応挙の釈迦図』
妙定院
東京都港区芝公園4-9-8
地下鉄大江戸線赤羽橋駅から徒歩1分
http://www.myojoin.or.jp/index.htm