英語版記事も(たまに)アップしていくことにしました!

日本の文化を紹介していくために、ありをりある.comでは、英語の記事も掲載していくことにしました。DeepLの翻訳ツールを使ってなので、ちょっとおかしいところがあるかもですが、そこはまあそれとしてね。だいたい意味をお伝えできればいいかなと。

私が書く記事は、ネイティブ日本人にとっても濃いめでマニアックと言われてしまうので、ちょっとどうかなと思います。でも世界は広いですからね、そんな濃い情報を欲している人もいるかもしれない。

そんなわけで、まだまだ知られていない日本の文化や歴史について、物好きな海外の方にも知っていただけたら嬉しいなと思ってます。
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I’ve decided to put up the English version of the article too!

In order to introduce Japanese culture, Ariworiaru.com has decided to publish articles in English as well.I used DeepL’s translation tool, so it may be a little funny, but that’s okay. I hope to be able to tell you what it means.

I’m not sure about the articles I write, because even for native Japanese people, they’re often described as dense and maniacal. But it’s a big world, and there may be people who want such dense information.

So, I’d be happy if people from overseas who love things could learn more about Japanese culture and history, which is still unknown.

Editing and writing by MUTO Ikuko

100万部突破大人気シリーズ第14巻、満を持して登場!!/『本所おけら長屋(十四)』畠山健二著

編集のお手伝いをさせていただいている畠山健二先生の『本所おけら長屋』シリーズ第14巻、本日発売になりました!

満を持しての登場ですよ~!

14巻の目玉は、なんといっても、おけら長屋の妹分、お糸ちゃんの出産です。オビにもおなかの大きいお糸ちゃんが登場してますね。

お糸ちゃんは、八五郎さんとお里さんの一人娘。思い人の文七と結ばれて、めでたくお腹に赤ちゃんが宿りました。おけら長屋の面々に、妹のように可愛がられているお糸ちゃんですから、みんなが大騒ぎするのは、目に見えていましたよね。

読者の皆さんからも、お糸ちゃんの出産のお話しを期待する声はたくさんいただいてましたので、まさに待望の一篇かと思います。そして期待通りの大騒ぎ、そして畠山先生ならではの、泣いて笑ってからの、大展開!

ぜひご期待ください!!

それから、お糸ちゃんのお話の他にも、13巻で登場した松吉の優しい義姉・お律さんの江戸でのお話もありますし、さらにはおけらファンに大人気の殿さまこと高宗さんと、これまた「よいよい」で大人気を博した酒癖の悪すぎる錦之介さんが一緒に登場しちゃいますよ~! 喜んでいただけることうけあい。間違いなく素晴らしい一冊になっております。

そして、本日のAmazonさんランキングも、BEST3と、いい感じです!


嬉しいですね~。
皆さんが待ってくださっていただのがよくわかります。

そして、そんな皆さんのご期待に十分に応えるめちゃくちゃ面白い一冊になっていますので、皆さん、安心してお手に取ってくださいね!

(むとう)

 

 

 

 

退治するサイド卑怯過ぎ!?子どもの頃感じた違和感をようやく語る時が来ました!「【京都大江山 酒呑童子】鬼の伝説を追う山旅」/YAMAP MAGIZINE

YAMAP MAGAZINEさんでは、連載「フカボリ山の文化論」と言う連載を月いちで掲載していただいてますが、今回はイレギュラー。京都府様よりスポンサードいただきまして、取材記事を一本書かせていただきました。

テーマは「大江山の酒呑童子」。大好物ですよ、「鬼」ですよ。

それにしてもこのテンションで「PR記事」って斬新すぎませんか。かなり本気で心配しましたよ。ぜんぜんPRっぽくありません。ガチ鬼記事かいちゃいましたね~、ほんと。

「こういうことでいいんですよ!いや、むしろこういうことです!」と言ってくださった担当編集のTさん、そしてこれでOK出してくださった京都府のSさんもほんと寛大。ありがたいとしか言いようがないです。私もTさんの熱意を感じながら書いていたら、面白くなってきちゃって、本意気+全力で書かせていただきました。

【京都大江山 酒呑童子】鬼の伝説を追う山旅

酒呑童子の物語は、皆さんもご存じですよね?
あの話、皆さんどう思います??

私は、子どもの時分、初めて読んだ時に衝撃走りましたよ。正義の味方のはずの人たちが、そりゃないよっていうずるいことをして殺しちゃうでしょ。まったく正々堂々とじゃない。そんなやり方で殺されてしまう酒呑童子が気の毒でならなくて。何だこりゃ、って思ってました。

そんな子どもの頃の違和感を、今回の取材と執筆によって、少し昇華できたかなと思います。さらに、大河ドラマで大人気な明智光秀についてもちょっと書いてます。

そしてどこにも掲載できなかったけど大好きな絵を残念過ぎるので、こちらに掲載。この画は、酒呑童子の子どもの頃の物語を描いた『伊吹童子』からの引用です(国立国会図書館デジタルコレクションより)。酒呑童子は、伊吹山のあたりの出身という説と、越後出身という説があり、そこらへんもまた面白いんですよね。

酒呑童子(伊吹童子)は、この画の左の方にいる色白の男性です。酒呑童子と言うと赤い鬼を想像する人は多いかもしれませんけど、いろんなバリエーションの酒呑童子を読んでみると、酒呑童子は「禿(かぶろ)(おかっぱ頭)で、色白で顔は少し赤みがかっており、背が高くてちょっと太め」って書いてあるんですよね。意外でしょう?

このことについても、いくらでも書けちゃいそうですが、今回はこの辺で。そんなこんなで、いろいろ詰まった今回の記事。皆様、かなり気合入ってます。ぜひぜひ読んでみてくださいね!

最後になりますが、編集を担当してくださったTさん、ガイドしてくださったAさん、取材にご対応いただきました鬼の交流博物館のSさん、各所の皆様。そして京都府のSさんに改めて御礼申し上げます。

(むとう)